ずいぶん久しぶりで
日中にバイクに乗れる。
予報では強風と黄砂の注意は
昨日まで
そして、降水確率10%の晴れだという。
数年前に(日中に)走った時は
走りメインでご飯など、食べられれば良い
そんな感覚だった。
しかし、帰宅時間の目安はあっても
必ずその時間までに帰宅するといった
縛りはない1日
乗るバイクは
前もって決めていた。
最初はモトグッツィ1200SPORTと
早朝スタートでないから、
どうも落ち着かない・・・(笑)
気温は19℃前後まで上がるらしいが
油断せず10℃前後の服装で出かける。
(気温が上がったら、薄着になればよいだけの事)
一発目、始動直後にエンスト
(インジェクションなのに・・・)
次は軽くアクセルをあおって
アイドリングが出来ることを確認し
すぐに出発。
鼓動にあふれた良い感覚で進む
おお、久しぶりに大型輸送ヘリのような
響きに包まれ、
最高の気分だ。
しばらくして
黄砂や土埃更には砂埃を巻き上げる強風が吹き荒れる。
あれ?
天気も安定して
風もおさまるなんて言ってたよなぁ、
中央線まで一気に横から押された
その10mほど先では(逆に)右から左に
真横に土埃が通り過ぎる。
この風がもっと近ければ
渦をまいて
つむじ風、更には竜巻のようになるのか?
走行しているうちに
目的の店についてしまう
(まだ10時30分にもなっていない)
一旦通過し
トイレがあるところで休憩しよう。
ずっと風が強く
ボトルに詰めてきたコーヒーを飲むにも
大いに気を遣う。
グローブ・ヘルメット他風に飛ばされそうなのだ。
(コンロなどのコーヒーセットを積まなくて正解だった)
さて、そろそろ目的の
店を目指せばちょうど11時半頃着だろう。
しかし、イグニッションをONにし
セルボタンを押しても
全く反応なし
?????
え?どういう事???
スターターモーターリレーの音さえしない
こんなことは今まで一度もなかった。
あわてて、予備のリレーなど交換してみるも
症状は変らず、
スターターボタン(スイッチ)のリレーだけ作動しているみたい。
そうなると、セルモーターに通電していない
という事か?
各部カバーを外して確認すると
何とアース線が外れかかっていた。
ボディーアースした途端に
リレーの作動音が・・・
やばい、バッテリーを外して作業すべきだった。
やってしまったものはしょうがないので
ナットとボルトを増し締めして
始動確認。
すんなりエンジン始動。
ほっとして各カバーを取り付け
やっと昼ご飯に向かう。
(最悪停めた場所で食事ができるので、そこから
レスキューを誰かに依頼する覚悟もしたが、避けられた)
甘くないホルモン鍋の有名店がここだったとは、、、
あきれるほど通過したことがあるところなのに
(ただし、朝の5時とか6時とかそんな時間・・・(笑))
予定より遅れたおかげで
昼食の来客で席はほぼ埋まっていた。
しかし、目的のホルモンを頼んだのは自分だけ?
他はみな違っていたらしい。
今度寄る事があったら
別のものを食べてみよう。
さて、わざわざ目指した
ホルモン鍋定食はというと
期待通り、
砂糖の甘さを全く感じることのない
ちょっとピリッと辛い
(ちょっと塩気が濃かったくらいかな?)
良い味でした。
具の分量も多く
ご飯は追加すればよかった。
(ちなみにご飯は最初から大盛りを選択←これでも足りなかった)
強風はやまず
グローブは仕舞い
ヘルメットは抱えて入店
そして帰りもすべてのものが飛んで行かないように
細心の注意を払って
再出発。
バイクの止め方も
風下にサイドスタンドが下せる方角にした。
お昼過ぎ
気温は確かに19℃まで上がった。
暖かい
(汗ばむくらいだ、氷点下化一桁ぐらいしか経験しない朝には感じられない感覚)
その後
峠を越えたら
ほぼ瞬間で13℃まで下がり
今度は寒い
まぁ、本来の気温か、
山は桜もまだ咲き始め
多くのルートはまだ通行止め
(例年なら路面が雪で覆われていたことだろう)
結局は
強風に耐えてばかりの
気温はならして15℃にも満たない
ほぼ13℃の1日だった。
本日の走行は約247㎞
大した距離ではなかったが
強風でかなり疲れたし
時間を少し無駄にしたので
焦ったり
したこともあり
バイクに存分に乗ったような
心地よい疲労感を感じられた。
シートに皴が寄るくらい
長時間の連続走行もたぶん初めて
何年費やしたか
購入後10000㎞程度走って
やっとなじんできた気もするし
飽きないバイクで
違和感もほぼなく
重い以外は不満は無し
(重くても、許せる楽しさあり)
燃費は
昨シーズン最後の走行分も合わせ
リッター約27㎞
(昨年秋の最後の給油ではリッター17㎞前後と悪すぎた)
平均すれば
大体リッター22㎞前後
(何せ乾燥重量で250kgオーバー)
納得の悪くない数値だと思う。
次はいつ乗れるかな?
その前に他のバイクの走り初めを~